コーヒー農園
1 Nyarusiza ニャルシザ
ニャルシザCWSは、ルワンダ南部、ニャマガベ地区カメゲリにあり、2005年にBuf Coffeeが創立。
農園面積: 約300ヘクタール以上
生豆: アラビカ・レッドブルボン種
高度: CWS 1,752m、農園 1,700-1,900m
年間降雨量: 平均約1,300mm
精製: 完全洗浄、アフリカンベッドでの天日乾燥
土壌: 砂地、粘土地
収穫時期: 2月-6月頃
精製時期: 3月-7月頃
豆の選別方法: 浮遊式タンク、手での選別
BUF Coffee管理下の農園やCWSの品質管理は優れています。熟れたチェリーのみを手摘みした同じ夜にパルピングされ、チェリーは重量により3つのグレードに分けられます。その後12-18時間発酵され更にグレード分け。さらに24時間水槽に浸けられます。ルワンダのwashing stationでは、豆の選別を行うのは大半が女性です。最初は屋根付きの乾燥台で約6時間、ここでは豆はまだ湿っており未完熟豆は緑色で選別除去されます。、その後屋根無し乾燥台で豆の選別を行います。この乾燥台では約2週間(天候次第)乾燥されます。豆が約11度の湿度になったところで、倉庫で保管された後、キガリにあるドライミルに運ばれ加工され、その豆が、パートナーのQグレーダーによってカッピング評価されます。このようにしてBUF Coffeeのコーヒー豆は厳重な品質管理により生産・選別・精製後カッピング評価されて出荷されています。
地域農民の多くは0.5ヘクタール程度の土地で約300本のコーヒーの木を育てる小規模農家で、トウモロコシや種々の豆や農作物を自給自足用に育てています。収入の大半はコーヒー生産から得ており、子供の教育費、家族の医療費や健康保険、家畜購入資金やその他家族の必要経費に使われています。
カッピングコメント : オレンジピール、シトリック、シルキー、ブラウンシュガー、シロッピー、ウェルバランス
2 Remera レメラ
ルワンダ南部に位置するニャマガベ地区にあるRemera(レメラ)CWSは、3,000以上の小規模農家によって栽培された約800トンのチェリー(アラビカ・レッドブルボン種)が持ち込まれ精製されています。
ナイル川上流ニュグウェ国立公園の隣接地から得られるミネラルの豊富な土と水で栽培・洗浄をしていることでユニークな味
わいを作り出します。また巨大な乾燥棚を導入し、実験的なドライイングにも積極的に挑戦しています。
2003年Buf Coffeにより設立、その管理下の農園やCWSの品質管理は優れています。
熟れたチェリーのみを手摘みした同じ夜にパルピングされ、チェリーは重量により3つのグレードに分けられます。
その後12-18時間発酵され更にグレードに分け、さらに24時間水槽に浸けられます。ルワンダのCWSでは、豆の選別を行うのは大半が女性です。
最初は屋根付きの乾燥台で約6時間、ここでは豆はまだ湿っており、未完熟豆は緑色で選別除去されます。
その後屋根なし乾燥台で、豆の選別を行います。この乾燥台では約2週間(天候次第)乾燥されます。
豆が約11度の湿度になったところで、倉庫で保管された後、キガリにあるドライミルに運ばれ加工され、その豆がパートナーのQグレーダーによってカッピング評価されます。
このように、コーヒー豆は厳重な品質管理により生産、選別、精製後カッピング評価後、出荷されています。
REMERA NATURAL(ナチュラル)
CWSにコーヒーチェリーが持ち込まれた後、コーヒーチェリーはフローテーションンタンクに運ばれます。タンクでは欠陥チェリーが水槽で浮いて除去されます。残ったチェリーは日陰の選別用乾燥ベッドにて女性作業員により選別され、その後アフリカンベッド乾燥台で4-5週間天日乾燥をされます。乾燥台に並べ乾燥の際、生豆は2重3重に重ならないようにして、直接太陽光線を受けるように台の上に並べて乾燥させます。乾燥がすむと一時的にCWS内の倉庫にて保管されます。出荷前サンプルが客先の確認を得た後、乾燥されたチェリー(ナチュラル豆)はドライミルに運ばれ、選別されて輸出できるように準備されます。
REMERA UNDERSHADE (アンダーシェイド)
レメラでは新しい鉄枠の乾燥台に透明のビニールの日除けカバーを設置して、アフリカンベッドでの日干し乾燥工程での太陽光線による乾燥度合いのレベルを様々に調整し、生豆の品質を向上させるべく工夫を重ねてきています。2021年度入荷した生豆もこのようにして天日干しされた生豆です。一味違う生豆の品質を味わって頂けると思います。
農園の標高: 1,800-2,200m
年一回のチェリーの収穫時期: 2月-6月
精製時期: 3月-7月
土壌: 砂地、粘土地
雨量: 年間約1,300mm
洗練された生産と精製により、これまでルワンダCOEでは、2008,2010,2011,2013年にCOEの賞を受けて高品質が実証されてきています。
3 Dukunde kawa-Musasa Ruli
ドゥクンデカワ -ムササ協同組合ルリ
Dukunde Kawa Musasa協同組合は2000年創立。
場所は北部Gakenke(ガケンケ)地区に位置し、近くには Gorilla Mountainがあります。
約300名の農民により生産が始まり、約20%が女性。
3基のウォッシングステーション(CWS)があり、Ruli(ルリ)CWSはRuli Sectorにあります。
2004年に稼働開始。824の農家から運ばれたチェリーからコーヒー豆を精製。
167ヘクタールの土地で生産されるチェリーが精製され、雨が多く、豆の生育が遅い分、高品質でボディーのしっかりしたチェリーが生産されています。
標高: 農園 約1,800-2,100m、CWS 約2,100m
アフリカンテーブルの上で豆の選別。
パーチメント: 天日干し約24日間 (期間は天候次第)
年一回の収穫の時期: 3月-10月
精製時期: 6月-10月
土壌: 沈泥砂の土
気温: 17–18℃と安定
雨量: 年間約1,200–1,300mm
コーヒーの木は、約2–2.5mのスペースで植えられ、1ヘクタール約2,500本の木が育っています。
小規模農家により栽培され、1農家あたり約200本のコーヒーの木を保有栽培。
ルリで生産されたコーヒーは、様々な最新の設備が整った徹底した管理体制と、農家のきめ細かい配慮によって心を込めて生産されています。また、収穫された日にちで細かなロット分けがなされています。
ムササ地区は、有名なかつてのMibambwe国王の住居跡にあり、毎年、農民は次のシーズンに備え、国王にコーヒーの種を捧げます。それにより人々はかつての王国の力と勇気を与えられると信じられています。国王は遠い昔に去りましたが、ムササ地区の農民は、デュクンデカワ協同組合としてムササ地区に集まり、情熱をもって最高のコーヒー豆の生産を目指し続けてきています。デュクンデカワ協同組合は、組合員のルワンダ農民の高度な生活水準を確保し、経済面・環境面でも、サステイナブルなコーヒー産業を実現してきています。
2005年にフェアートレード認証取得以来、2010年にはルワンダCOEで第二位受賞の栄誉を得たコーヒー豆を産出。
ブルボンコーヒーの最高に品質を提供するために、農家はチェリーの生産に最善の配慮をし、CWSでは手選別・洗浄・発酵・グレード分け・選別・乾燥・各工程において最高の作業・品質管理を行い、国際市場へ出荷。
ムササ・デュクンデカワ生産生豆のCOE受賞実績:2008,2010,2011,2012,2013,2014,2018
管理された高い品質・生産管理より、以下の国際認証も得ています
RA (Rain Forest)(レインフォリスト ISO/IEC 17065基準)
UTZ(Largest Sustainability program in the world in Coffee)
(世界最大の持続可能プログラム・コーヒー生産・本部オランダ)
C.A.F.E. Practices (Environmental standard by Starbucks)( スターバックスの環境基準認証)
カップの味: Heavy body, with delicious notes of caramel, orange and raisin
(フルボディー、カラメル、オレンジ、レーズンのような美味)
4 Dukunde kawa-Musasa Mbilima
ドゥクンデカワ -ムササ協同組合ムビリマ
ルワンダのDukund Kawa Musasa協同組合は2000年創立。
場所は北部Gakenke(ガケンケ)地区に位置し、近くには Gorilla Mountainがあります。
約300名の農民により生産が始まり、約20%が女性。
3基のウォッシングステーション(CWS)があり、Mbilima(ミビリマ)CWSはMbilima Cellにあります。
2007年稼働開始。616の農家から運ばれたチェリーからコーヒー豆を精製。
72ヘクタールの土地で生産されるチェリーは、オーガニック国際認証を複数受けています。
標高: 農園 約1,800-2,100M、CWS 約2,200M と非常に高い標高を誇っています
アフリカンテーブルの上で豆の選別
パーチメント: 天日干し約24日間(期間は天候次第)
年一回の収穫の時期: 3月-10月
精製時期: 6月-10月
土壌: 沈泥砂の土
気温:17–18℃と安定
雨量は年間約1,300–1,400mm
コーヒーの木は約2 – 2.5mのスペースで植えられ、1ヘクタール約2,500本の木が育っています。
小規模農家により栽培され、1農家あたり約200本のコーヒーの木を保有栽培。
ミビリマで生産されたコーヒーは、標高2,000mを越える高地の丘で、農家のきめ細かい配慮によって心を込めて生産されています。また、収穫された日にちで細かなロット分けがなされています。
ムササ地区は、有名なかつてのMibambwe国王の住居跡にあり、毎年、農民は次のシーズンに備え、国王にコーヒーの種を捧げます。それにより人々はかつての王国の力と勇気を与えられると信じられています。
国王は遠い昔に去りましたが、ムササ地区の農民は、デュクンデカワ協同組合としてムササ地区に集まり、情熱をもって最高のコーヒー豆の生産を目指し続けてきています。デュクンデカワ協同組合は、組合員のルワンダ農民の高度な生活水準を確保し、経済面・環境面でも、サステイナブルなコーヒー産業を実現してきています。
2005年にフェアートレード認証取得以来、2010年にはルワンダCOEで第二位受賞の栄誉を得たコーヒー豆を産出。
ブルボンコーヒーの最高品質を提供するために、農家はチェリーの生産に最善の配慮をし、CWSでは手選別・洗浄・発酵・グレード分け・選別・乾燥・各工程において最高の作業・品質管理を行い、国際市場へ出荷。
ムササ・デュクンデカワ生産生豆のCOE受賞実績:2008,2010,2011,2012,2013,2014,2018
管理された高い品質・生産管理より、以下の国際認証も得ています
FTO(Fair Trade Organic)(フェアートレード・オルガニック・EU & USDA/USA)
RA (Rain Forest)(レインフォリスト ISO/IEC 17065基準)
UTZ(Largest Sustainability program in the world in Coffee)
(世界最大の持続可能プログラム・コーヒー生産・本部オランダ)
C.A.F.E. Practices (Environmental standard by Starbucks)( スターバックスの環境基準認証)
5 KIVU BELT キブベルト
ルワンダ西部ニャマシェケ地区に位置するキブベルト・エリアは、コンゴ国境に位置する巨大なキブ湖に面しています。
より高品質なコーヒー豆を生産して、ルワンダ西部地区の農民の収入を増やし、生活レベル向上を図り、次世代に明るい未来を与えるためキブベルト農協は2009年に始まりました。
ジャラマ農園のアラビカ・ブルボン種のコーヒーの木の栽培は2012年から始まりました。最初にMurundo コーヒー・ウォッシングステーシオンが稼働し、次いでジャラマ・コーヒー・ウォッシングステーシオンは2018年より稼働を開始しました。コーヒー農園はキブ湖に面しており、湖に突き出た半島の部分はそれぞれ環境が異なるため、多様な味わいを生み出しています。
キブベルトには、Imena、Nyaruzina、Japama、Kamajungba、Cyiyaの5つの農園があります。ジャラマ(Jarama)CWSは、山の湧き水を使用し、丁寧にハンドピックで収穫されたチェリーは、迅速にCWSまで運ばれ、その日のうちにパルピングされて後、発酵工程を経て乾燥されます。
農園高度は1,500-2,000m・CWS標高は1,900mです。
アフリカンベッドで、太陽の下で乾燥され、乾燥期間は天候次第(通常は約2-3週間)、年一回の収穫の時期は3月-6月。
火山性で深く水はけの良い土壌。
気温は農園平均気温: 16–25℃です。
年間雨量: 1,100–1,500mm
コーヒーの木の種類: Arabica、 Bourbon (アラビカ・ブルボン種)
コーヒーの木の数: 約36,000本
オーナーのテウシャー・インヴェストメンツ社(Teuscher Investments Ltd.)は、これまでBufCoffee社とパートナーシップを組んで、マーケティングと品質管理を行い、信頼できる品質の生豆を提供してきています。
2020年には、品質・生産管理体制が強化されて、さらに良質な生豆の生産が期待されています。
カマジュンバ(Kamajumba)農園では、9ヘクタールの地に19,1915本のコーヒーの木が栽培され、
ニャルジナ(Nyaruzina)農園は16ヘクタールの地に28,811本のコーヒーの木が栽培、それぞれキブ湖に面した2つの半島にあり、そのチェリーはJarama CWSで精製されています。
生豆の年間生産量は、カマジュンバ農園9,900Kg (2020産)、ニャルジナ農園15,600Kg(2020 産)
です。2つの農園には6名の常勤ワーカーと、収穫時期には60―300人の季節労働者が働き、近隣地域住民の生活レベル向上に貢献してきています。
6 KOAKAKA コアカカ
ルワンダ国南部フエ州、ニャマガベ地区ルワンダ南部にあるKoakaka(コアカカ)CWSは、1999年に近隣のKarama、Kinyamakara、Rukondoの3つの農園の867人の農民が共同のコーヒー生産を開始し、2003年にルワンダでKOAKAKA協同組合として登録。
CWSは2か所で、2003年操業開始のKarambi・CWSと2005年開始のMuganza・CWSがあります。
KOAKAKA農協の使命とビジョンは、より良質の豆をより多く生産し、より競争力ある価格で高品質コーヒー豆の輸出を増やすこと。そして仕事の機会を増加させ、地域から失業と貧困を減らし、農民の生活と社会福祉のレベルアップを継続してはかることです。
農園の高度は1,685-2,000m
年間平均降雨量約1,300-1,400mm
土壌は粘土地
平均気温17-18℃
精製方法: 完全洗浄の2回発酵、アフリカンベッド上で天日乾燥、収穫は手摘み、2回の手での豆の選別
認証: フェアートレード、レインフォリスト認証、ルワンダのCOEでは毎回のように入賞
2016年には90.3%で、ベストコーヒーに選定される
7 KARISIMBI カリシンビ
カリシンビ・マウンテン・コーヒーは、ルワンダとコンゴ民主共和国・国境に位置するルワンダ最高峰カリシンビ山(標高4507M・非活火山)の名前に由来します。
CWS:
No.1 ルワンダ北部ギクンビ (Gicumbi) 地区 (Nyamiyaga Sector) 2018年ルワンダのCOEで87.7のスコアーを取得し12位を受賞
No.2 ルワンダ東部ガティボ (Gatsibo) 地区 (Nyagihanga Sector)
種類: アラビカ・ブルボン
農園の高度:
No.1 ギクンビ 2,000M以上、No.2 ガティボ 2,000M以上
CWSの高度:
No.1 ギクンビ 2,000M、No.2 ガティボ 1,850M
操業開始年:
No.1 ギクンビ 2014年、No.2 ガティボ 2017年
土壌: 火山性、片岩、砂岩
年間降雨量: 約1,300mm (雨期年3回)
精製方法: フリーウォッシュト・アフリカンベッド
テイスト: スーパークリーンカップ、フローラル、グレープフルーツ、レッドチェリー、桃、スモモ、カラメル
CWS 運営(サプライヤー): ダラス・インベストメンツ社
かつて、ウォッシングステーションを運営していた前オーナーの⼿を離れ、ダラス・インベストメント社イミー⼥史により再開され、2014年新たな苗⽊を植え少しずつ⽣産量を増やしてきました。
コーヒーは主としてオーガニックで栽培され、将来は完全な有機栽培を目指しています。一粒一粒のコーヒーチェリーを丁寧に手摘みで収穫後、精製を行い出荷します。
火山灰土壌の影響を受けたクリーンカップな味であることが最も顕著な特徴です。標高が高く、発酵作業を行う夜間の温度が下がり、発酵速度が抑えられて、上品な酸味を生み出しています。ギクンビ・ウォッシングステーシオンは標高2,000Mを超える高地に存在します。
カリシンビでは、約90%の労働者は女性です。ルワンダ女性は働き者で、家庭において、家計、社会、霊的面での変革が起こっています。そのリーダーシップは草の根で女性の福祉や権利を向上させるのに有効に働いています。
8 COkO チョコ農協
TWONGEREKAWA-COKO農協は、2009年ルワンダ北部GAKENKE(ガケンケ)地区COKO(チョコ)に設立され、2013年から独自のCWSでのコーヒー豆の精製を開始しました。
農園の標高: 1,700-2,200M
土壌: 火山性、片岩、砂岩
年間降雨量: 約1,200mm
サステイナブル・ハーベスト(米国)の援助によって、農協では女性労働者に、栽培、肥料、収穫、CWSでの精製作業、ビジネス等、持続可能な農業生産の指導が行われてきました。
又、独自のグレード分けにより、(他のCWSよりも更に細かい)A1,A2,B1,B2,Cと5段階のグレーディングをして、コーヒーを精製しています。
アラビカ・ブルボン種の豆を厳しい品質管理の下、完全洗浄とアフリカンベッドでの天日乾燥をして、出荷されています。
刺激的な甘さ、マンダリンオレンジ、レモン、紅茶、ブイヨン、桃が味の特徴です。
2008年ルワンダで開催されたアフリカ最初のカップオブエクセレンスにおいて、第二位を受賞。
2013年欧州・ノルウェーでの国際カッピング会において最優秀No.1を受賞。
グリーンパスチャーズ(株)のルワンダ・コーヒー生豆販売は、2013年に駐日ルワンダ大使館のご援助でCOKO農協産の豆の販売とともに始めさせて頂きました。
9DUKUNDEKAWA-MUSASA NKARA
ドゥクンデカワ-ムササ協同組合ンカラ
Dukundkawa Musasa(ドゥクンデカワ)協同組合は2000年創立、場所はルワンダ北部Gakenke(ガケンケ)地区で、その使命は高品質のコーヒー豆の生産、精製と国際市場への販売を通し、地域農民の健康で幸福な生活実現のサポートをすることです。
コーヒー精製能力向上を図り、高品質で風味の優れた製品を供給するために、ドゥクンデカワ協同組合3基目のCWSとして、2008年ンカラCWSが操業開始しました。
コーヒ-・チェリーは27.63ヘクタールの農園で生産され、FT(フェアートレード)、RA(レインフォリスト・アライアンスISO/IEC 17065基準)、UTZ(世界最大の持続可能プログラム・コーヒー生産・本部オランダ)等の認証を取得しています。農園の高度は海抜1,186-2,100mで、CWSは海抜2,100mです。
豆はロングテーブルで選別された後、比重選別され、それからパルパーにかけて外皮が除去され、機械の比重選別、洗浄工程等を経てより優れた豆を選別し、18時間の乾燥発酵を経てアフリカンベッドで太陽の下、約12度の湿度を保てるよう乾燥され、高品質の美味しい豆が生産されています。そして、ルリにある同組合のドライミルで精製後、海外に向け出荷されます。
チェリーの収穫は3月―10月、精製は4月―10月。土壌は肥沃なローム層、温度は約17―18度Cで安定しています。年間平均降雨
量は約1,200 – 1,300mm。
コーヒーの木は約2.2mの間隔で植えられ、1ヘクタールあたり約2,500本が栽培されています。1農家あたりでは平均約250本の木を栽培しています。
ンカラ地区は指が絡むような丘に挟まれた、年間を通して涼しい気候に位置していて、ユニークな味わいの、実の詰まったフルーティーな豆を生産するのに適しています。
ドゥクンデカワ協同組合は、フェアートレードを通して、農家に高水準の生活をもたらし、持続可能なコーヒー産業の実現に貢
10 UBMUWE
ウブムウェ
ウブムウェCWSは、ルワンダ南部Kamonyi(カモニ)地区Gacurabwenge(ガクラブウェンゲ)にあり、首都キガリから車で約20分に位置し、2017年操業開始のBufCoffee第4番目のCWS。
生豆:100% アラビカ・レッドブルボン種。
農園高度:海抜1,550-1,700m (CWS高度:1,650m)
近隣の約500家族くらいの農家からチェリーを購入。各農家は平均約1/4ヘクタール(2,500m2)に満たぬ農地で各農家約300本程度のコーヒーの木を育てています。並行して同農地で各農家はトウモロコシや大豆なども自給用に育てていますが、大半の収入はコーヒー豆販売から得られ、生活費、医療費、子供の教育費、乳牛の購入投資費用などにあてられています。土壌はコーヒーの木の生育に必要な滋養に富むリン、カリウム、亜鉛、ホウ素などを豊富に含まれています。ドライ・ミルとカッピング用試験設備もありますので、品質管理に優れた条件を備えています。
コーヒーチェリーはすべて手摘みで、熟れたチェリーのみがCWSに持ち込まれ、選別後パルバーにかけて果実の外側の層を除去し、重量で3種類に選別されます。その後12-18時間タンクの水につけて発酵され、水洗選別され、ミューシレッジが除去され、さらに24時間の発酵選別工程を経て、パーチメント付きの豆をアフリカンドライベッドに載せて約14日間(日数は天候次第)天日干しされ、その間に豆の選別も経て、豆は約11%の湿度にまで乾燥されてドライミルに運ばれます。
2021年産入荷予定のUbmuwe産生豆はFUNKY 48hrsと特別の製法で生産されたナチュラルの生豆です。特別の屋根付きのタンクで200kgに対し20リットルの水を使って48時間の発酵工程が行われます。この際、豆の発酵がFunky 48 hrsの品質基準を超えて発酵されていないかをテストされ・精製された生豆は、その後アフリカンベッドにて湿度10-11.5%になるまで天日乾燥されます。太陽光線が強すぎるとカバーをかける、きめ細かい品質管理がとられて、その後(チェリー収穫から30日以内に)同地区にあるKamonyiドライミルに持ち込まれます。