GATSIBO

カリシンビ農園東部ガツィボ

カリシンビ農園東部ガツィボCWSはルワンダ東部ニャギハンガ地区（Nyagihanga Sector）にて2017年に操業を開始しました。2025年にはドライミルが新規導入され、品質管理体制と生産効率のアップが図られています。

カリシンビ・マウンテン・コーヒーの最大の特徴は、火山灰の土壌によるクリーンな風味と、標高の高さ・夜間の低温発酵がもたらす上品な酸味です。コーヒーは主にオーガニックで栽培され、将来的には完全有機栽培を目指しています。収穫はすべて手摘みで行われ、丁寧な精製プロセスを経て出荷されます。

カリシンビ農園の労働者の約90％は女性たち。女性オーナーの視点から、家庭生活と就労の両立を支援する仕組みが整備されており、ルワンダにおいての女性の生活改善や社会的な権利の向上が進められました。その結果、コーヒー豆の品質向上にも繋がっています。

現在はフルウォッシュトに加えてナチュラル、アナエロビックの個性豊かなフレーバーが生産されており、日本においても年々需要が拡大。

フルウォッシュトは従来どおり麻袋で出荷される一方、ナチュラルとアナエロビックはルワンダの伝統的な柄が印刷されたカラフルなコットンバッグで出荷されます。品質の高さに加えて視覚的にも楽しんでいただける、とコーヒーロースター様や各方面からご好評をいただいています。

項目	内容
品種	アラビカ・レッドブルボン
精製方法	フルウォッシュト、ナチュラル、アナエロビック
テイスト	スーパークリーンカップ、フローラル、グレープフルーツ、レッドチェリー、桃、スモモ、カラメル
生産地	ルワンダ北部ニャギハンガ地区
生産開始	2017年
農園高度	1,850m- 2,000m
CWS高度	1,850m
収穫時期	3月-5月（年1回）
土壌	火山性、片岩、砂岩
年間降雨量	約1,300mm（雨期：年3回）

ガツィボCWSに2025年
新規導入されたドライミル