農園紹介(作成中)


当社のサプライヤー&コーヒー農園

2024年もルワンダからスペシャルティコーヒー生豆が入荷します。今年もルワンダ現地への訪問を行い、サプライヤーや生産者たちからキャッチアップした内容をふまえて厳選したロットを取り揃えてました。

グリーンパスチャーズでは、ドゥクンデカワ-ムササ協同組合、ブフ・コーヒー、ダラス・インベストメンツ社、主にこの3つのサプライヤーから生豆を入荷しております。品種は伝統的なレッドブルボン・アラビカ種。精製方法はフルウォッシュト、ナチュラル、アナエロビック、ハニー、4種のご用意があります。生豆をご入用の方はお気軽にお問い合わせください。

Dukunde kawa-Musasa
ドゥクンデカワ-ムササ協同組合

ドゥクンデカワ-ムササ協同組合は2000年に創立しました。ドゥクンデカワとはルワンダ語で「コーヒーを愛しましょう」という意味で、ムササとはこの地域の名前です。ルリ、ミビリマ、ンカラに3基のコーヒー・ウォッシング・ステーション(CWS)があります。

ドゥクンデカワ-ムササ協同組合は北部ガケンケ地区に位置し、近くにはマウンテンゴリラの生息地でありルワンダの観光地としても有名なGorilla Mountainがあります。最高品質のブルボンコーヒーを提供するために、農家はチェリーの生産に最善の配慮をしています。CWSでは手選別・洗浄・発酵・グレード分け・選別・乾燥・各工程において最高の作業・品質管理を行い、国際市場へ出荷しています。

こうした高品質なコーヒー豆の生産、精製と国際市場への販売を通して、地域農民の健康で幸福な生活実現をサポートしています。また、フェアートレードを通して、組合員のルワンダ農民の高度な生活水準を確保し、経済面・環境面でも、サステイナブルなコーヒー産業を実現してきています。

ムササ地区は、有名なかつてのMibambwe国王の住居跡にあり、毎年、農民は次のシーズンに備えて国王にコーヒーの種を捧げます。それによって、人々はかつての王国の力と勇気を与えられると信じられています。国王は遠い昔に去りましたが、ムササ地区の農民はドゥクンデカワ協同組合としてムササ地区に集まり、情熱をもって最高のコーヒー豆の生産を目指し続けています。

Cup of Excellence(カップオブエクセレンス)受賞実績

2008, 2010, 2011, 2012, 2013, 2014, 2018

国際認証

管理された高い品質・生産管理より、以下の国際認証も得ています。

  • FTO (Fair Trade Organic)フェアートレード・オーガニック EU, USA
  • RA (Rain Forest)レインフォレスト EU, USA ISO/IEC 17065基準
  • UTZ(Largest Sustainability program in the world in Coffee)世界最大の持続可能プログラム・コーヒー生産 本部オランダ
  • C.A.F.E. Practices (Environmental standard by Starbucks) スターバックスの環境基準認証

Ruli(ルリ)

ドゥクンデカワ-ムササ協同組合 Ruli(ルリ)CWS

ルリCWSはRuli Sectorにあります。2004年に約300名の農民により生産が始まりました。約20%は女性たちです。ルリCWSはドゥクンデカワ協同組合1基目のCWSで最大の規模を誇り、ここにはドライミルや、カッピングラボ、カフェも併設され同農協の旗艦ステーションの役割も果たしています。現在は167ヘクタールの土地で824の農家たちによってチェリーが生産されています。雨が多く、豆の生育が遅い分、高品質でボディーのしっかりしたチェリーが育ちます。

コーヒーの木は、約2-2.5mのスペースで植えられ、1ヘクタール約2,500本の木が育っています。小規模農家によって栽培され、1農家あたり約200本のコーヒーの木を保有し栽培しています。ルリで生産されたコーヒーは、様々な最新の設備が整った徹底した管理体制と農家のきめ細かい配慮によって心を込めて生産されています。また、収穫された日にちで細かなロット分けがなされています。

2005年にフェアートレード認証取得以来、2010年にはルワンダCup of Excellence(カップオブエクセレンス)で第二位受賞の栄誉を得たコーヒー豆が産出されました。

精製方法

農家たちから持ち込まれたチェリーはアフリカンテーブルの上で選別の後、フローターでの選別を行い、パルピングやその後も水を利用した比重選別が厳しく行われているため欠点豆が極めて少なくなっています。その後もウエット状態〜乾燥中にもハンドピックを実施。パーチメントは天日干しで約24日間かけて行われます。ナチュラルやハニーの精製方法も行っており、特に均一に熟したチェリーのみを選別し精製しています。収穫された日にちで細かなロット分けがなされています。

国際認証

  • RA (Rain Forest)レインフォレスト EU, USA ISO/IEC 17065基準
  • UTZ(Largest Sustainability program in the world in Coffee)世界最大の持続可能プログラム・コーヒー生産 本部オランダ
  • C.A.F.E. Practices (Environmental standard by Starbucks) スターバックスの環境基準認証

カッピングコメント

Heavy body, with delicious notes of caramel, orange and raisin(フルボディー、カラメル、オレンジ、レーズンのような味)

生産地 ルワンダ北部ガケンケ地区
標高 農園 約1,800-2,100m
CWS 約2,100m
収穫時期 3月-10月(年1回)
精製時期 6月-10月
土壌 沈泥砂の土
気温 17-18度で安定
雨量 年間約1,200-1,300mm
パーチメント 天日干し約24日間(期間は天候次第)
豆の選別 アフリカンテーブルの上で豆の選別

ドゥクンデカワ-ムササ協同組合 Ruli(ルリ)CWS

Mbilima(ミビリマ)

ドゥクンデカワ-ムササ協同組合 Mbilima(ミビリマ)CWS

ミビリマCWSはMbilima Cellにあります。2007年に稼働を開始したドゥクンデカワ協同組合2基目のCWSです。地域内の616の農家から運ばれたチェリーからコーヒー豆を精製しています。72ヘクタールの土地で生産されるチェリーは、オーガニック国際認証を複数受けています。農園の標高は1,800-2,100mで丘状の地形、ウォッシングステーションは標高2,200mと非常に高い標高を誇っています。

コーヒーの木は、約2-2.5mのスペースで植えられ、1ヘクタールに約2,500本の木が育っています。小規模農家により栽培され、1農家あたり約200本のコーヒーの木を保有し栽培しています。ミビリマでは標高2,000mを越える高地の丘で、農家のきめ細かい配慮によって心を込めてコーヒーが生産されています。また、収穫された日にちで細かなロット分けがなされています。

精製方法

農家たちから持ち込まれたチェリーはアフリカンテーブルの上で選別の後、フローターでの選別を行い、パルピングやその後も水を利用した比重選別が厳しく行われているため欠点豆が極めて少なくなっています。その後、ウエット状態〜乾燥中にもハンドピックを実施。パーチメントは天日干しで約24日間かけて行われます。ミビリマで生産されたコーヒーは、標高2,000mを超える高地の丘で、農家の細かい配慮によって心を込めて生産されています。また、収穫された日にちで細かなロット分けがなされています。

国際認証

  • FTO (Fair Trade Organic)フェアートレード・オーガニック EU, USA
  • RA (Rain Forest)レインフォレスト EU, USA ISO/IEC 17065基準
  • UTZ(Largest Sustainability program in the world in Coffee)世界最大の持続可能プログラム・コーヒー生産 本部オランダ
  • C.A.F.E. Practices (Environmental standard by Starbucks) スターバックスの環境基準認証
生産地 ルワンダ北部ガケンケ地区
標高 農園 1,800-2,100m
CWS 約2,100m
収穫時期 3月-10月(年1回)
精製時期 6月-10月
土壌 沈泥砂の土
気温 17-18度で安定
雨量 年間約1,300-1,400mm
パーチメント 天日干し約24日間(期間は天候次第)
豆の選別 アフリカンテーブルの上で豆の選別
ドゥクンデカワ-ムササ協同組合 Mbilima(ミビリマ)CWS

NKARA(ンカラ)

ドゥクンデカワ-ムササ協同組合 NKARA(ンカラ)CWS

ンカラCWSは、コーヒー精製能力向上を図り高品質で風味の優れた製品を供給するためにドゥクンデカワ協同組合3基目のCWSとして2008年に操業を開始しました。その使命は、高品質のコーヒー豆の生産、精製と国際市場への販売を通し、地域農民の健康で幸福な生活実現のサポートをすることです。 3基の中では小さいウォッシングステーションですが、他と同様、充実した設備が整っています。

コーヒ-・チェリーは27.63ヘクタールの農園で生産されています。コーヒーの木は約2.2mの間隔で植えられ、1ヘクタールあたり約2,500本が栽培されています。1農家あたりでは平均約250本の木を栽培しています。

ンカラ地区は、連続する丘に挟まれた、年間を通して涼しい気候に位置するため、実の詰まったニークな味わいのフルーティーな豆を生産するのに適しています。

精製プロセス

豆はロングテーブルで選別された後、比重選別されます。それからパルパーにかけて外皮が除去され、機械の比重選別、洗浄工程等を経てより優れた豆を選別します。18時間の乾燥発酵を経てアフリカンベッドで太陽の下、約12度の湿度を保てるよう乾燥され、高品質の美味しい豆が生産されています。そして、ルリにある同組合のドライミルで精製後、海外に向け出荷されます。

国際認証

  • FT (Fair Trade)フェアートレード EU, USA
  • RA (Rain Forest)レインフォレスト EU, USA ISO/IEC 17065基準
  • UTZ(Largest Sustainability program in the world in Coffee)世界最大の持続可能プログラム・コーヒー生産 本部オランダ
生産地 ルワンダ北部ガケンケ地区
標高 農園 1,186-2,100m
CWS 約2,100m
収穫時期 3月-10月(年1回)
精製時期 4月-10月
土壌 肥沃なローム層
気温 17-18度で安定
雨量 年間約1,200-1,300mm

Buf Coffee
ブフ コーヒー

2003年に、Epiphanie Mukashaka(エピファニ ムカシャカ) 女氏が設立した Buf Coffeeは、現在は息子であるサミュエル氏が代表を務めるエクスポーターです。南部ニャマガベ地区を中心に複数のウォッシングステーションを管理しています。代表のサミュエルは、中南米やアフリカ他国のコーヒー生産国を視察し、ルワンダのコーヒー生産をアップデートしています。

ウォッシュトが主流のルワンダのスペシャルティコーヒー業界で、いち早くナチュラルやファンキーナチュラルを始めたサプライヤーであり、ドライングをコントロールするための巨大な乾燥棚を設置するなど、品質を高めるために様々なアイデアを用いています。

BUF Coffee管理下の優れた品質管理

BUF Coffee管理下の農園やCWSの品質管理は優れています。熟れたチェリーのみを手摘みした同じ夜にパルピングされ、チェリーは重量により3つのグレードに分けられます。その後、12-18時間発酵され、更にグレード分け。さらに24時間水槽に浸けられます。

最初は屋根付きの乾燥台で約6時間、ここでは豆はまだ湿っており未完熟豆は緑色で選別除去されます。その後、屋根無し乾燥台で豆の選別を行います。この乾燥台では約2週間(天候次第)乾燥されます。(ルワンダのCWSでは、豆の選別を行うのは大半が女性です。)パーチメントの水分値が約11度の湿度になったところで、倉庫で保管された後、キガリにあるドライミルに運ばれ加工され、その豆が、パートナーのQグレーダーによってカッピング評価されます。

このようにしてBuf Coffeeのコーヒー豆は厳重な品質管理により、生産・選別・精製後カッピング評価を受けた後、出荷されます。

Remera(レメラ)

Buf Coffee Remera(レメラ)CWS

2003年Buf Coffeにより設立された1基目のCWS。ルワンダ南部に位置するニャマガベ地区にあるレメラCWSは、3,000以上の小規模農家によって栽培された約800トンのチェリーが持ち込まれ精製されています。栽培されているのは、アラビカ・レッドブルボン種です。

ナイル川上流ニュグウェ国立公園の隣接地から得られるミネラルの豊富な土と水で栽培・洗浄をしていることで、ユニークな味わいを作り出します。また巨大な乾燥棚を導入し、実験的なドライイングにも積極的に挑戦しています。洗練された生産と精製により、これまでルワンダ Cup of Excellence(カップオブエクセレンス)では、2008, 2010, 2011, 2013年にCOEの賞を受けて高品質が実証されてきています。

NATURAL(ナチュラル)の精製プロセス

CWSにコーヒーチェリーが持ち込まれた後、コーヒーチェリーはフローテーションンタンクに運ばれます。タンクでは欠陥チェリーが水槽で浮いて除去されます。残ったチェリーは日陰の選別用乾燥ベッドにて女性作業員により選別され、その後、アフリカンベッド乾燥台で4-5週間天日乾燥をされます。乾燥台に並べ乾燥の際、生豆は2重3重に重ならないようにして、直接太陽光線を受けるように台の上に並べて乾燥させます。乾燥が済むと一時的にCWS内の倉庫にて保管されます。出荷前サンプルがお客様からの確認を得た後、乾燥されたチェリー(ナチュラル豆)はドライミルに運ばれ、選別されて輸出できるように準備されます。

UNDERSHADE(アンダーシェイド)の精製プロセス

レメラでは新しい鉄枠の乾燥台に透明のビニールの日除けカバーを設置して、アフリカンベッドでの日干し乾燥工程での太陽光線による乾燥度合いのレベルを様々に調整し、生豆の品質を向上させるべく工夫を重ねてきています。アンダーシェイドは一味違う生豆の品質を味わって頂けます。

生産地 ルワンダ南部ニャマガベ地区
標高 農園 1,800-2,200m
収穫時期 2月-6月(年1回)
精製時期 3月-7月
土壌 砂地、粘土地
雨量 年間約1,300mm

Buf Coffee Remera(レメラ)CWS

Nyarusiza(ニャルシザ)

Buf Coffee Nyarusiza(ニャルシザ)CWS

ニャルシザCWSは2005年にBuf Coffeにより設立された2基目のCWSです。農園面積は約300ヘクタール以上あり、アラビカ・レッドブルボン種のチェリーを栽培しています。ウォッシングステーションの西側には、ニュングウエ森林国立公園があり、肥沃な火山灰土壌と豊かな水源から湧き水を使用しています。なだらかな斜面に位置するウォッシングステーションのため、アフリカンベッドに均一に太陽光が当たり、均一性の高い精製を可能にしています。

地域農民の多くは0.5ヘクタール程度の土地で約300本のコーヒーの木を育てる小規模農家で、トウモロコシや種々の豆や農作物を自給自足用に育てています。収入の大半はコーヒー生産から得ており、子供の教育費、家族の医療費や健康保険、家畜購入資金やその他家族の必要経費に使われています。

カッピングコメント

オレンジピール、シトリック、シルキー、ブラウンシュガー、シロッピー、ウェルバランス

生産地 ルワンダ南部ニャマガベ地区
標高 農園 1,700-1,900m
CWS 1,752m
収穫時期 2月-6月頃(年1回)
精製時期 3月-7月頃
土壌 砂地、粘土地
雨量 年間約1,300mm
精製 完全洗浄、アフリカンベッドでの天日乾燥
豆の選別方法 浮遊式タンク、手での選別

Buf Coffee Nyarusiza(ニャルシザ)CWS

umrage(ウムラゲ)

ウムラゲCWSはルワンダ南部フエ地区キゴマにあり、2017年にBuf Coffeにより設立された3基目のCWS。キゴマエリアの463の農家からコーヒーチェリーが運ばれます。農園の総面積 300ヘクタールを有し、1,800-2,000mの標高でありながら、なだらかな傾斜を利用し、手入れの行き届いた均一性の高い精製を可能にしています。砂地、粘土質の特徴を持った土壌のため、生育に適し、ユニークな味わいが作り出されています。

生産地 ルワンダ南部フエ地区
標高 CWS/農園 1,800-2,000m
収穫時期 3月-6月頃(年1回)
精製時期 3月-7月頃
土壌 砂地、粘土地
雨量 年間約1,300mm

UBMUWE(ウブムウェ)

ウブムウェCWSはBuf Coffee第4番目のCWSです。ルワンダ南部Kamonyi(カモニ)地区Gacurabwenge(ガクラブウェンゲ)にあり、首都キガリから車で約20分に位置し、2017年に操業が開始されました。栽培しているのは100% アラビカ・レッドブルボン種です。

生産地 ルワンダ南部カモニ地区
標高 農園 1,550-1,700m
CWS 1,650m
収穫時期 2月-6月頃(年1回)
精製時期 3月-7月頃
土壌 砂地、粘土地
雨量 年間約1,300mm

近隣の約500家族くらいの農家からチェリーを購入しています。各農家は平均約1/4ヘクタール(2,500m2)に満たぬ農地で各農家約300本程度のコーヒーの木を育てています。並行して同じ農地で各農家たちはトウモロコシや大豆なども自給用に育てていますが、大半の収入はコーヒー豆販売から得られ、生活費、医療費、子供の教育費、乳牛の購入投資費用などにあてられています。

土壌はコーヒーの木の生育に必要な滋養に富むリン、カリウム、亜鉛、ホウ素などを豊富に含まれています。ドライミルとカッピング用試験設備もありますので、品質管理に優れた条件を備えています。

コーヒーチェリーはすべて手摘みで、熟れたチェリーのみがCWSに持ち込まれ、選別後パルバーにかけて果実の外側の層を除去し、重量で3種類に選別されます。その後、12-18時間タンクの水につけて発酵され、水洗選別され、ミューシレッジが除去され、さらに24時間の発酵選別工程を経て、パーチメント付きの豆をアフリカンドライベッドに載せて約14日間(日数は天候次第)天日干しされ、その間に豆の選別も経て、豆は約11%の湿度にまで乾燥されてドライミルに運ばれます。

FUNKY 48hrsの精製プロセス

ウブムウェでは、FUNKY 48hrsという特別の製法で生産されたナチュラルの生豆を精製しています。特別の屋根付きタンクで200kgに対し20リットルの水を使って48時間の発酵工程が行われます。この際、豆の発酵がFunky 48hrsの品質基準を超えて発酵されていないかをテストされ、精製された生豆は、その後アフリカンベッドにて湿度10-11.5%になるまで天日乾燥されます。太陽光線が強すぎるとカバーをかける、きめ細かい品質管理がとられて、その後(チェリー収穫から30日以内に)同地区にあるKamonyiドライミルに持ち込まれます。

Buf Coffee UBMUWE(​ウブムウェ)CWS

Dallas Investments
ダラス・インベストメンツ

かつてウォッシングステーションを運営していた前オーナーの⼿を離れ、ダラス・インベストメント社イミー⼥史により再開され、2014年から新たな苗⽊を植え少しずつ⽣産量を増やしてきました。コーヒーは主としてオーガニックで栽培され、将来は完全な有機栽培を目指しています。一粒一粒のコーヒーチェリーを丁寧に手摘みで収穫後、精製を行い出荷します。

カリシンビ・マウンテン・コーヒーは、ルワンダとコンゴ民主共和国・国境に位置するルワンダ最高峰カリシンビ山(標高4507M・非活火山)の名前に由来しています。ギクンビとガツィボにCWSがあり、アラビカ・ブルボン種のチェリーを栽培しています。

カリシンビ・マウンテン・コーヒーは、火山灰土壌の影響を受けたクリーンカップな味であることが最も顕著な特徴です。標高が高く、発酵作業を行う夜間の温度が下がり、発酵速度が抑えられて、上品な酸味を生み出しています。ギクンビ CWSは標高2,000mを超える高地に存在します。

カリシンビでは、約90%の労働者は女性です。ルワンダ女性は働き者で、家庭において、家計、社会、霊的面での変革が起こっています。そのリーダーシップは草の根で女性の福祉や権利を向上させるのに有効に働いています。

カッピングコメント

スーパークリーンカップ、フローラル、グレープフルーツ、レッドチェリー、桃、スモモ、カラメル

KARISIMBI(カリシンビ)ギクンビ

ダラス・インベストメンツ KARISIMBI(カリシンビ)CWS

ルワンダ北部Nyamiyaga Sectorにて2014年に操業を開始。
2018年ルワンダ Cup of Excellence(カップオブエクセレンス)で87.7のスコアーを取得し、12位を受賞しています。

生産地 ルワンダ北部ニャミヤガ地区
標高 農園の高度 2,000m以上
CWSの高度 2,000m
土壌 火山性、片岩、砂岩
雨量 約1,300mm (雨期年3回)
精製 フリーウォッシュト・アフリカンベッド

KARISIMBI(カリシンビ)ガツィボ

ルワンダ東部Nyagihanga Sectorにて2017年に操業を開始。

生産地 ルワンダ東部ニャギハンガ地区
標高 農園の高度 2,000m以上
CWSの高度 1,850m
土壌 火山性、片岩、砂岩
雨量 約1,300mm (雨期年3回)

ダラス・インベストメンツ KARISIMBI(カリシンビ)CWS

その他のコーヒー農園

KIVU BELT(キブベルト)

KIVU BELT(キブベルト)CWS

ルワンダ西部ニャマシェケ地区に位置するキブベルト・エリアは、コンゴ国境に位置する巨大なキブ湖に面しています。2009年、キブベルト農協はより高品質なコーヒー豆を生産してルワンダ西部地区の農民の収入を増やし、生活レベル向上を図り、次世代に明るい未来を与えるために始まりました。

ジャラマ農園のアラビカ・ブルボン種のコーヒーの木の栽培は2012年から始まりました。最初にMurundo CWSが稼働し、次いでジャラマ(Jarama)CWSは2018年より稼働を開始しました。コーヒー農園はキブ湖に面しており、湖に突き出た半島の部分はそれぞれ環境が異なるため、多様な味わいを生み出しています。コーヒーの木は約36,000本が植えられています。

生産地 ルワンダ西部ニャマシェケ地区
標高 農園 1,500-2,000m
CWS 1,900m
収穫時期 3月-6月(年1回)
土壌 火山性で深く水はけの良い土壌
平均気温 16-25度

キブベルトには、Imena、Nyaruzina、Japama、Kamajungba、Cyiyaの5つの農園があります。ジャラマ(Jarama)CWSは、山の湧き水を使用し、丁寧にハンドピックで収穫されたチェリーは、迅速にCWSまで運ばれ、その日のうちにパルピングされた後、発酵工程を経て、アフリカンベッドで太陽の下で乾燥されます。乾燥期間は天候次第(通常は約2-3週間)です。

オーナーのテウシャー・インヴェストメンツ社(Teuscher Investments Ltd.)は、これまでBuf Coffee社とパートナーシップを組んで、マーケティングと品質管理を行い、信頼できる品質の生豆を提供しています。2020年には品質・生産管理体制が強化され、さらに良質な生豆の生産が期待されています。

カマジュンバ(Kamajumba)農園では、9ヘクタールの地に19,1915本のコーヒーの木が栽培され、ニャルジナ(Nyaruzina)農園は16ヘクタールの地に28,811本のコーヒーの木が栽培されています。それぞれキブ湖に面した2つの半島にあり、そのチェリーはJarama CWSで精製されています。

生豆の年間生産量は、カマジュンバ農園9,900Kg(2020産)、ニャルジナ農園15,600Kg(2020産)です。2つの農園には6名の常勤ワーカーと、収穫時期には60―300人の季節労働者が働き、近隣地域住民の生活レベル向上に貢献しています。

KIVU BELT(キブベルト)CWS

KOAKAKA(コアカカ)

KOAKAKA(コアカカ)CWS

ルワンダ国南部フエ州、ニャマガベ地区ルワンダ南部にあるKoakaka(コアカカ)CWSは、1999年に近隣のKarama、Kinyamakara、Rukondoの3つの農園の867人の農民が共同のコーヒー生産を開始し、2003年にルワンダでKOAKAKA協同組合として登録されました。CWSは2か所で、2003年操業開始のKarambi CWSと2005年開始のMuganza CWSがあります。KOAKAKA農協の使命とビジョンは、より良質の豆をより多く生産し、より競争力ある価格で高品質コーヒー豆の輸出を増やすこと。そして仕事の機会を増加させ、地域から失業と貧困を減らし、農民の生活と社会福祉のレベルアップを継続して図ることです。

生産地 ルワンダ南部ニャマガベ地区
標高 農園の高度 1,685-2,000m
土壌 粘土地
年間平均降雨量 約1,300-1,400mm
平均気温 17-18度
精製方法 完全洗浄の2回発酵・アフリカンベッド上で天日乾燥
収穫・選別 手摘み・手での豆の選別(2回)

国際認証

フェアートレード、レインフォレスト認証。

ルワンダのCOEでは毎回のように入賞し、2016年には90.3%でベストコーヒーに選定されました。

COKO(チョコ農協)

COKO(チョコ農協)CWS

TWONGEREKAWA-COKO農協は、2009年ルワンダ北部Gakenke(ガケンケ)地区COKO(チョコ)に設立され、2013年から独自のCWSでのコーヒー豆の精製を開始しました。

生産地 ルワンダ北部ガケンケ地区
標高 1,700-2,200m
土壌 火山性、片岩、砂岩
雨量 約1,200mm

サステイナブル・ハーベスト(米国)の援助によって、農協では女性労働者に、栽培、肥料、収穫、CWSでの精製作業、ビジネス等、持続可能な農業生産の指導が行われてきました。又、独自のグレード分けにより、他のCWSよりも更に細かいA1,A2,B1,B2,Cと5段階のグレーディングをしてコーヒーを精製しています。アラビカ・ブルボン種の豆を厳しい品質管理の下、完全洗浄とアフリカンベッドでの天日乾燥をして、出荷されています。

2008年ルワンダで開催されたアフリカ最初のカップオブエクセレンスにおいて、第二位を受賞。2013年欧州・ノルウェーでの国際カッピング会において最優秀No.1を受賞。

グリーンパスチャーズ株式会社のルワンダ・コーヒー生豆販売は、2013年に駐日ルワンダ大使館の援助でCOKO農協産の豆の販売とともに始めさせて頂きました。

カッピングコメント

刺激的な甘さ、マンダリンオレンジ、レモン、紅茶、ブイヨン、桃

COKO(チョコ農協)CWS